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制約と自由

制約と自由

ある有名な映画監督がこんなことを言っていました。99%決められていて制約があったとしても、残り1%でどれだけ自分を表現するか。みたいな。ちゃんと覚えていませんが確かこんな感じでした。

私、今までずっと音楽家や映画監督などの芸術家たちは、全くもって自分の好きなことをしていると思っていました。でもそうではないんですね。ある程度実績と権力とお金を持ってるひとなら自分の好きなことができるかもしれませんが、だいたいは色んな制約はあるものです。時間、お金、人。

私の友達が昔映像系の専門学校に通っていたのですが、自分の映画をつくる難しさを話していました。結局映画つくりも見る人からみればお金儲けでしかないんですよね。売れる映画を作らないといけない。売って儲けてそれで生活して次につなげればいけない。それで一番儲けがでるのがAVです。映像製作をめざす人たちは大体AVビデオを作らざるを得ないのだそうです。作りたくなくても。じゃないとお金を稼げないから。そしてその中でオリジナリティというか自分が伝えたいこと訴えたいことを盛り込むのだそうです。すごいですね。あの中に全く趣旨の違うものを表現させるって。それはもう芸術家ではなく技術者のようなものですね。神業です。

芸術家に限らず新しく何かをつくりだす人ってみんなそうなのかもしれません。開発に携わる人は、みんな各々のメーカーの特性や得意な分野を活かさなければいけません。完成前にすでに発売日が決まっていることがほとんどです。そのデッドラインの中で四苦八苦しながら新製品を作るわけです。期限や予算や仕様の制限をうけてる中でつくってるうちは、自由よりかは不自由を感じることの方が多いのではないかと思います。でも完成した製品を私たちがみるときにはそこには「独創性」「創造性」を見出すわけです。

わずかに残った自由の中で、「おもしろい!!」と思うものをひとつ盛り込めばそれが商品の特徴や魅力になったりするのです。それがその商品の「全体」とまではいかなくてもある程度商品を表すものになるのだと思います。

その商品のなかでどこまでそのウェートをあげられるか。

芸術家は単に自分の好きなように表現しているのではありません。不自由な環境の中でどこまでも「自由」を表現しているのかもしれません。

プリウスphv

チャリティー?ボランティア?24時間テレビ

24時間テレビが終わりましたね。

テレビにはあまり興味がないので、

24時間テレビと27時間テレビの違いすらよくわかりません。

テレビ局が違うのかな?まだあるのかな27時間テレビって。

その程度の興味なのですが、

さすがに毎年行われているマラソンのランナーくらいは知っています。

24時間テレビが始まるかなり前に、今年のランナーが発表されてから、

嫌でも目につくほどに宣伝や特集が組まれます。

今年は北斗晶ファミリーでしたよね。

ファミリーで24時間走ったということなのでしょうね。

違っていたらすみません。

この恒例のマラソンで毎年思う疑問ですが、

なぜわざわざマラソンをするのか?ということです。

だらだら24時間も続く番組の中で、一貫したものがないと中途半端になってしまうからでしょうか。

感動するらしいのですが、1度もちゃんと見たことのないわたしにはよくわかりません。

この24時間テレビの名目はチャリティーらしいので、何かそれに関係あるのでしょうか。

チャリティーとうたって、番組内で募金を募っていますよね。

各地で募金を集め、それに参加した方々は素晴らしいと思うのですが、

それよりもたくさんお金を持っている出演者達がもっと募金をしたらいいのに、と思ってしまいます。

そのテレビ局で働いているアナウンサー達がお給料をもらうのは、会社員としてありだとしても、

パーソナリティーやゲスト達は、ノーギャラでもいいのではないでしょうか。

ノーギャラにするというよりは、チャリティーイベントに賛同し、

ボランティアでもいいから出演したいというゲストを募った方が、

見ている側からするとスッキリします。

まぁ視聴率の問題もあるので難しいと思いますが。

なのであくまでもボランティアによるイベントではなく、

チャリティーイベントなのですよね。

ボランティアとチャリティーの違いはご存知でしょうか。

ボランティアとは無償の奉仕活動のことで、

チャリティーはそれにより募金を募ることだそうです。

それにしても、東日本大震災のあった昨年くらいは、

ボランティアイベントを作り上げる様な意気込みを見せてほしかったですね。

そう考えてしまうと、

高いギャラをもらっているマラソンランナーは、

必死で時間内ゴールを目指すのは当たり前な気がしてしまって、

毎年見る気力が起こらないのです。

ボランティアイベントになれば、テレビをつけておくのにな。